唐突ですが、みなさまは小田原に行かれたことはありますか?個人的なことなのですが、1年ほど前から小田原旅行にはまっています。
理由としては、
①アクセスが良い
東京駅から新幹線こだまを使えば最短約32分、新宿駅からロマンスカーを使えば約75分。JRでは池袋駅、新宿駅から湘南新宿ラインで一本で行けます。
②食事が美味

小田原漁港が近いためか、魚が新鮮で美味しいです。地魚を食べられる店や寿司屋さんなどが豊富にあります。魚好きにはたまらないかと。他には「小田原おでん」という、小田原付近の老舗のかまぼこやのタネを使ったおでん店があったりもします。
③都市と自然の両立

駅前は繁華街で栄えていると思いきや、ちょっと歩くと海が広がります。都市と自然が両立した素晴らしい街です。

そんな小田原は小田原城の城下町であり、かつては東海道の宿場町でもありました。周辺の神社には、北条氏ゆかりの神社仏閣が多いのが特徴です。

北条氏ゆかりの神社には、こんな三角形が三つ揃ったようなマークがあります。今回、私は小田原駅でレンタサイクルを借りて、満福寺という所に向かいました。満福寺は小田原駅から30分ほど、JR鴨宮駅寄りの所にある寺院です。
向かった理由は善女龍王が祀られているお社があるから。善女龍王が祀られている神社仏閣はなかなかりません。特に関東では。ネットで調べても情報が全然なかったため、自分の足で向かうことにしたのです。
満福寺とは?
小田原市にある真言宗の寺院。毎年1月28日に行われる「火渡りまつり」「火渡り修行」で有名です。



満福寺の歴史について
この寺は延寿山成就院満福寺と号し、建長6年(1254年)箱根金剛王院(現箱根神社)から下向した一人の僧により創建されました。
古義真言宗(鎌倉時代に生まれた新しい真言教学派に対し、平安以来の伝統教学派をこのように総称する)の古刹であり、1等級寺院に属します。宗派は東寺真言宗に属し、総本山は京都東寺(勅賜・教王護国寺)であります。東寺は、弘仁14年(823年)嵯峨天皇より空海(弘法大師)が賜った寺であります。
弘法大師は御遺言により、東寺を全真言宗の根本道場となされました。明治の時代になり、高野山派などは分離独立しましたが、それまでは東寺長者が全真言宗寺院を統括していたわけであります。
嵯峨天皇は、東寺を弘法大師に下されるとき「代々の国王を以て、我が寺(東寺)の檀越となせ、若し伽藍復興すれば天下また復興し、伽藍衰弊せば、天下また衰弊せん」とまでの御起請文を下されました。
今日も毎年正月、真言宗各山各派、その年の国家安泰の祈願のため東寺に集められ、七日間の大法要(後七日御修法)を営む習わしとなっているのは、東寺が鎮護国家の根本道場という歴史的聖地であるからにほかなりません。
※満福寺のHPより引用
善女龍王社/八大龍王社
満福寺の境内を進むと、鳥居がありました。
・八大龍王
・封じ観世音
・善女龍王
こちらで間違いありません。

庭園のような境内です。


ありました。ひとつだけ願かけをして良いようです。


お社です。封じ観世音の像はあったのですが、八大龍王社が見つからず、八大龍王社と善女龍王社が合併しているようでした。こんな所に龍神が祀られている場所があるとは驚きです。
アクセス
神奈川県小田原市中里487
JR鴨宮駅からJR国府津駅行きバス「中里」下車徒歩3分