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榊を使ったセルフ浄化の方法について解説します。

主に人、物、場を浄化する時に使います。覚えておくと役に立つ時が来るかもしれません。

榊とは?

モッコク科サカキ属の常緑小高木です。

榊の字は「木」と「神」をあわせた漢字。

神道では神聖な木として扱われ、神様と人の境であることから、「境木(さかき)」の意であると言われています。また、「栄える木」として、古くから特別な扱いを受けてきました。

葉は一年中、緑色を保っており、先端は尖っているのが特徴。葉の表面には光沢感があります。

日本では古くから先端が尖ったものが神聖、魔除けに良いという発想がありました。

例えば柊(ひいらぎ)の葉。節分の日に柊と鰯の頭を玄関先に飾るのは、葉のトゲが鬼の目を刺して家に入れないようにするという意味があります。

・一年中青々とした葉が茂る(繁栄)

・先端が尖っている(魔除け)

・神様と人の境である木

このことから、榊は神様が宿るのにふさわしい植物な訳です。

近所の神社やお店の神棚などで榊を見たことがある方は多いのではないでしょうか。七五三、厄除け祈祷、お宮参りなどで、玉串を捧げる機会もあるはずです。

榊には「本榊」と「ひ榊」があります。

ひ榊は本榊の代用品。今でこそ、全国の名産などが各地で楽しめますが、昔はそうはいきませんでした。

例えば、北海道の蟹を沖縄で味わうことは難しかった訳です。

古来サカキが生育していない地域では、サカキの代用品でまかなわざるをえませんでした。それが「ひ榊」です。

今では神棚で本榊を祀っている地域、ひ榊を祀っている地域、どちらもあります。今回お話している榊には悪い気を吸って浄化する力があるのです。

浄化とは?

浄化とは目に見えない汚れを祓うことを言います。

浄化の方法は人それぞれ。山登りでリフレッシュできる人もいれば、瞑想をしてマインドセットすることが浄化になる方もいます。

浄化の法則は以下の通りです。

・神仏<<<自然<<<人、動物

浄化のポイントとなるのは気。

気とは、身の回りに漂っている目に見えない流れです。

気は高いものから低いものへと影響を与えます。

人、動物が浄化をするなら、自然溢れる所へ行くのが良いです。さらに良いのは神社仏閣などで祈り、浄化を促してあげることです。

逆に人の欲望で溢れている、繁華街を歩くと、その悪い気の影響を受けることもあります。

仕事でもプライベートでも、日常生活の中で心の疲れやストレスが溜まっていきます。それを元に戻してリセットをするのが浄化の役割です。

当たり前の話ですが、肉体は精神が支配しています。疲れた精神をそのままにしておくと、考え方がネガティブになったり、行動が億劫になったりして、不運なことを呼びやすくなります。

ツキに恵まれない時、何をやってもうまくいかない時、新しいことを始める前などは特に浄化をした方が良いですね。

そんな中、榊の浄化は人、物、場の浄化に良いです。榊は目に見えない悪い気を吸うと、枯れるという性質があります。悪い気を吸った分だけ枯れるので、見た目でもわかりやすいのがポイントです。

榊を使ったセルフ浄化のやり方

【用意するもの】

榊、水、日本酒(適量)

神棚がある方は神棚の榊を使うと良いです。

神棚が無い方は、榊を水をコップや瓶などに入れた後、日本酒を加えてください。水道水を使うより、神社の手水や湧き水を使った方が効果が高くなります。

神棚がある方は、神棚の横に2~3日置き、神棚がない方は同様に2~3日置き、日本酒を吸わせておくとよいでしょう。

その後、榊を縛って束にします。

この時、テープなどの人工素材で縛るのではなく、麻ひもなどの天然素材で縛るのをお忘れなく。人工素材で縛ると、お祓いの効果が弱くなります。

後は、気になる場所に榊をパンパンと強めに叩いたり、左右に振ったりします。押し入れ、玄関、戸棚の奥などにやるのがおすすめです。人にやる場合も同様に強く叩いたり、横に振ったりしてください。

【物にやる場合】

榊を手に持ち、左、右、左と手を振って祓います。ちょっと強めに榊を振るのがポイント。何度も繰り返してください。

動画はこちら↓↓

あらかし時雨

榊研究家/榊セラピスト/YouTuber/占い
立正大学心理学部臨床心理学科卒

霊障を発作し、それによる引きこもりの経験あり。
山形・出羽三山神社の山伏に榊を使った浄化法を学び、救われた過去を持つ。今は元気。
代表作:飛鳥新社『悪い気は植物が吸ってくれる』
神社鑑定、神棚鑑定、第六感を使った鑑定、執筆などがメイン。

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