以前に、奈良県郡山市にある源九郎稲荷神社の記事を書いたことがあります。
源九郎稲荷神社はアットホームな稲荷神社で、お稲荷様が苦手な方でも通いやすい神社。
源九郎稲荷神社の記事はこちら↓↓

今回の記事は埼玉県川越市にある出世稲荷神社です。
「奈良の稲荷神社と埼玉の稲荷神社に何の関係があるの?」と思ったかもしれません。
稲荷神社には厳格な所が多いですが、奈良の源九郎稲荷神社も埼玉の出世稲荷神社もアットホームで優しい気が流れています。両社は関東と関西、それぞれ別な所に鎮座する神社ですが、お稲荷様が怖いと思う方にこそ、行って欲しいと思う神社です。
今回の記事の内容を見て気になった方は、ぜひ参拝に出向いてみてください。
出世稲荷神社について
埼玉県川越市松江町に鎮座する神社です。

由緒は天保2年(1,832)、この地域の地主である立川氏が屋敷鎮守として伏見稲荷大社を勧請して創建したという話が残っています。
ご祭神は宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)、猿田彦大神(さるたひこおおかみ)、大宮能売ノ大神(おおみやのめのおおかみ)。仕事、出世開運のご利益が強い神社ですね。
出世稲荷神社の由来
当稲荷神社は天保二年(一八三二年)地主、立川氏が屋敷鎮守として、京都、伏見稲荷大社本宮より分社したるものなり。
祭神宇迦之御魂大神、佐田彦之大神、大宮能売ノ大神
古来、稲荷神社は元明天皇(和銅四年)創建以来、農民による稲作、穀物の豊作祈願の神として祭られたもので、宇迦之御魂大神を穀神、佐田彦之大神を地神、大宮能売ノ大神を水神、と説明する。
天慶四年(九四二年)朱雀天皇より正一位を賜る。
中世から近世にかけて庶民信仰が広まり、五穀豊穣のみならず、衣食住、商工業、開運出世、進学、就職、安産等諸々の願い事が叶う神様として、幅広い神徳が仰がれるようになった。
出世稲荷神社掲示板より
注目するべき点は樹齢650年を誇る大銀杏。こちらは出世稲荷神社の御神木であり、川越市天然記念物に指定されています。このことから地元の方は「いちょう稲荷」と呼ぶこともあるそうです。
市指定・天然記念物のイチョウ

いちょう窪の出世稲荷の公孫樹として名声がある。樹齢は650余年と推定され、みごとな美しさと枝張りを示し。樹勢もきわめて旺盛である。
公孫樹は、日本と中国の一部に産するイチョウ科を代表する落葉樹で、秋にはあざやかに黄葉する。雌雄異株で、種子はいわゆるギンナンで食用となる。
出世稲荷神社掲示板より
境内は子どもの遊具があり、公園にもなっています。私が訪れた時は、近所の方らしき親子が神社に来ていたので、地域密着型の神社でもあると思いました。
出世稲荷神社で感じたこと
「優しく、受け入れてくれる」
この言葉がぴったりくる稲荷神社です。
入口の巨木を眺めると、どこか厳格さを感じるかもしれません。しかし、参道に入ると一気に空気が変わります。厳格さが続くのではなく、暖かく、優しさを感じるのです。
【愛嬌のある狐の像に注目】

ちょっと不思議な話ですが、稲荷神社は境内にある稲荷の像と雰囲気が似ていることが多いです。
例えば、厳しい顔をしている稲荷の像が置かれている稲荷神社でしたら、厳格な雰囲気の所が多いという感じです。こちらの出世稲荷神社は、写真ではわかり辛いかもしれませんが、ちょっと笑っています。
こちらの出世稲荷神社は愛嬌がある稲荷の像が本殿の前にあります。参拝した時は像にも注目してみてください。
【参道の旗にも注目】


参拝のタイミングによっては、参道の脇に設置された「正一位稲荷神社」の旗がパタパタと風になびきます。
川越観光とあわせて、参拝に出向くのがおすすめです。
住所:〒350-0056 埼玉県川越市松江町1丁目7
東武東上線川越駅より徒歩約15分

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