今回は埼玉県の川越市にある浮島稲荷神社の内容です。
川越は小江戸と呼ばれる地域で神社仏閣が多い街。その中でも稲荷神社の数は特に多く、街歩きを楽しみながら、稲荷神社を巡ることもできます。他の記事では書いたのですが、川越の稲荷神社が多いのは、江戸の稲荷信仰ブームが川越に渡ったからだと私は考えていました。

こちらの浮島稲荷神社は、喜多院、成田山川越別院の近くに鎮座している神社。喜多院観光とあわせて参拝するのもおすすめです。
浮島稲荷神社について



創建年代は不明。
太田道真、太田道灌が川越城を築城した時に、城内守護のために祀ったという話があります。今の神社の境内からは想像できませんが、古くは七つの沼がある地で、遠くから見ると神社が島のように浮かんで見えることから、名前が付けられたそうです。
浮島公園の敷地にあり、安産、子育てのご利益があることで知られています。地元の方は「浮島様」と呼ぶことが多いようですね。
ご祭神:倉稲魂命
境内はアットホームさと厳格さを併せ持った独特の雰囲気。薄暗くて怖いように見えるが、参拝するとそうではないといった感じです。どちらかと言えば、女性のほうがご加護が受けられやすいので、女性の参拝、カップルや夫婦で参拝して、安産祈願、子宝祈願をするのがおすすめです。
【神札をお受けする場所について】
境内には社務所がありません。神札を受けたい場合は、川越熊野神社の社務所でお受けできたと思います。
川越七不思議のひとつ
浮島稲荷神社は川越城七不思議の舞台となっている場所でもあります。写真を撮っていないのですが、境内には川越城七不思議の舞台であることを示す石碑もありました。
川越城七不思議とは、川越城およびその周辺に伝わる7つの伝説のこと。境内の小さな池からは考えられませんが、この神社の周辺は沼だったようです。
川越城七不思議 片葉の葦

「昔、浮島稲荷神社の裏側一帯は、萱や葦が密生した湿地帯で、別名「七ッ釜」といわれていた。川越城が敵に攻められ落城寸前に、城中から姫が乳母と逃げのび、ようやくこの七ッ釜のところまでやって来たが、足を踏みはずしてしまった。姫は、川辺の葦にとりすがり岸にはい上がろうとしたところ、葦の葉がちぎれてしまい、葉をつかんだまま水底へ沈んでしまった。それ以来この辺の葦は、この姫の恨みによってどれも片葉であるといわれている」
住所:〒350-0055 埼玉県川越市久保町17−626

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