祈願は神社でしか行えないものではありません。
今回は自宅の神棚に祈り、人生の節目や重要な場面で行う、セルフ祈願についてお話します。
祈願について

祈願とは自身の願い事や目的が達成されるように、神仏に対して祈り、願うことを言います。
祈りは宗教によって解釈が異なりますが、自分自身はもちろん、他者への想いを込めるのが一般的。その祈りによって、自分自身の心の中や祀られている神様と繋がることができるのです。
日本でしたら神社や寺院で祈願をするのが一般的ですが、教会で神様に祈ることも祈願です。宗派を問わず、何かしらの神仏に祈りを捧げるのは、全て祈願と言える訳です。
神社のホームページにあるご利益の項目を見ればわかりますが、商売繁盛、恋愛成就、祈願の目的は人それぞれ。祈願に特に決まりはありません。
極論を言えば、「相手の不幸を願う」。これもひとつの祈願と言える行為なのです。
祈願と祈祷の違いについて

「祈願」は神棚で行えますが、「祈祷」をご自宅の神棚で行うのは難しいです。というのも、祈願と祈祷では意味が異なります。
祈願は「自身の願い事や目的が達成されるように、神仏に対して祈り、願うこと」だと伝えました。一方で祈祷は、願い事や目的が達成されるように、神職や僧侶が神仏に伝え、ご加護が受けられるように祈る儀式」のことを言います。
日本語と言うのは難しいもので、現代の言葉では祈願も祈祷もごちゃ混ぜで使っている認識を受けます。
毎年、七五三シーズンになると、神社で祈祷を受けるご家族が増えますが、「七五三に祈願に行ってきた」と聞くことが多いです。正式には神職を通した祈願なので「七五三に祈祷に行ってきた」が正しい言葉の使い方ですね。
セルフ祈願で用意するもの
ご自宅で行うセルフ祈願で必要なものは、神棚とお供えものです。それと祝詞集があると好ましいですね。祝詞集はインターネットの祝詞が集められたページでも代用できます。
【神棚】
ただ神札を祀っただけの神棚では意味がありません。
自分が好きだと思える神社を探して、祀って、日々神饌(お供え物)をお供えして、祈りを捧げて、神様と繋がった神棚が必要です。そうした神棚でないと、セルフ祈願を行っても、表面上の祈願で終わってしまいます。
【神饌】

毎日のお供えの米、水、塩、酒のほか、大根、人参といった根菜類、旬の果実などを用意します。お祀りしているのがお稲荷様の場合、卵、油揚げを。龍神だった場合、湧き水、海藻類、魚類を。お犬様だった場合は、もち米、豆類などをお供えすると喜ばれます。
そのほか、季節限定ですが、桜の花枝、梅の花枝、桃の花枝が手に入る時期は、神棚に花枝をお供えして祈願をするのも良いですね。

神饌は神様の食事であると同時に、私達から、神様に対しての気持ちの表れでもあります。シンプルに言えば、セルフ祈願を行う日は普段よりも豪華なものをお供えすること。それにより、私たちの神様に対しての敬意が強くなり、祈りの質があがります。お酒も普段ワンカップをお供えしているのでしたら、一升瓶をお供えしてください。
祈りの質があがるということは、神仏の後押しや、ご加護がいただきやすくなるということです。
【祝詞】
お好みの祝詞を唱えます。一般的には神棚拝詞がおすすめです。
セルフ祈願の流れについて
一般的なセルフ祈願の流れについて伝えます。祀っている神社や人によって参拝の手順は変わりますので、あくまでも一般的な流れです。そこはご自身でアレンジしてくださいね。
①シャワーかお風呂に入浴して禊を行う
※禊とは体についた罪や穢れを洗い流すことを言います。
②神棚の前で頭を下げる。
③祝詞を唱える
④二礼二拍手一礼をする
※願掛けの意を伝えるタイミングは、二拍手を行った後がやりやすいです。
当日でも後日でも良いですが、お供えした神饌はご家族で召し上がってください。「神様のおさがり」と呼ばれるもので、神様のご加護が入っています。
セルフ祈願を行うタイミングについて
セルフ祈願は人生において外せない日、努力を重ねた上で、自分ではどうすることができない問題にあたった時に行うものです。
【セルフ祈願を行う日 一例】
・就職面接
・資格試験
・大切な人の手術日
・裁判の日
など。
私が行ったセルフ祈願をYouTubeにアップしています。
動画はこちら↓↓

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