今回は「禁欲」についての内容です。みなさまは、禁欲と聞いて何を思い浮かべますか?その意外なメリット、デメリット、効果について私の見解をお話します。
禁欲の種類について

禁欲とは、本能的な欲望や欲求、特に性的な欲求を理性によって抑えることを言います。禁欲の種類はいろいろとありますが、代表的なのは以下に分類されるのではないでしょうか。
【禁酒】
禁酒はお酒を断つこと。肝機能の回復はもちろん、血圧の低下、高血圧、動脈硬化、がん、生活習慣病リスクの低下などの健康効果が期待できるので、自身の身体のために考えたり実行する方は多いです。中にはアルコールを飲むと強気になって、周りに迷惑をかけてしまう方が禁酒をするパターンもあります。
【禁煙】

禁煙はたばこをやめること。禁酒と同じく健康効果が期待できます。具体的に言えば、感染症、心筋梗塞、心臓病、肺がん、脳卒中のリスク低下などが挙げられます。
2020年4月に施行された改正健康増進法の影響もあり、たばこを吸う人に対しての風当たりが強くなっているようです。企業でも禁煙者に対して、賞与の加算や手当として支給する事例も増えているようですね。喫煙者はその都度離席するので、禁煙者よりも労働効率が悪いというのがひとつの理由だそう。
【食事】
食欲をコントロールすることです。高血圧、肥満など、お医者様から食事について注意をされてはじめたり、ダイエット目的ではじめたりすることが多いと思います。
【ギャンブル】
パチンコ、パチスロ、競馬、競輪など、依存性の強い賭け事を抑止することです。
【性欲】
風俗店など、性風俗産業との関りのほか、マスターベーション、パートナーとの交わりを抑制することです。
禁欲のメリットについて
禁欲は「●●が良くないからやめる」というのが動機になります。
例えば、ラーメンは資質、糖質、カロリーが高い、一般的には健康的とは言えない食べ物です。その分、中毒性があるのはみなさま誰もがご存じの通りでしょう。
「ラーメンばっかり食べて健康診断に引っかかってしまった」
「ラーメンばっかり食べて太ってしまった」
「健康に配慮するために脂っこい食べ物を控えたい」
では、ギャンブルでしたらどうでしょうか。
「競馬でいつも負けて貯金がたまらない」
「パチンコで借金をしてしまった」
「お金がたまらない、使いすぎてしまうからやめる」が動機になります。
禁欲のメリットは自己肯定感が高まることが挙げられます。
「●●に良くないからやめたい」と思い、実際にやりたいのを我慢して踏みとどまる。そこに自信が生まれます。
というのも普段習慣化しているのを辞めるのは簡単なことではありません。「辞める」という目標を作り、ぐぐっと我慢するプロセスが、自己肯定感を作り出すと解釈しています。
自己肯定感が高まると、物事に積極的になり、ツキを掴みやすくなります。これが禁欲がもたらすもうひとつのメリットとなります。
禁欲で我慢した分、他のことにエネルギーも費やせますから、得るものも大きいです。
禁欲のデメリットについて
禁欲のデメリットは二つ挙げられます。

【辛い】
お酒、たばこ、ギャンブルなど、自分の好きだったことを辞めるため、禁欲することは、シンプルにその人充実していた時間を無くすことを意味します。つまり、辛いのです。私も経験がありますが、この辛さに耐えられず、禁欲を撤回してしまう方がほとんどです。
【ストレスが溜まる/メンタルに悪影響】
例えば、毎週金曜日。会社帰りに一杯飲むのが楽しみな人がいるとします。お医者様から禁酒をすすめられて、それを実行したら、週に一回の楽しみ、ストレスの発散口がなくなります。それによってメンタルに悪影響が及ぶ可能性が生じます。
禁欲している時は、かわりに新しい趣味を見つけたり、何か別の打ち込むことを見つけたり、工夫が必要です。
禁欲のルールを破ってしまった時
禁欲をしていて、自己肯定感が大きく下がる瞬間があります。それは禁欲のルールを破ってしまった時。
例えば、「もうお酒を飲まないぞ」と断言して、ついつい飲んでしまうと、心の中で「自分はだめだ」「情けない」と自分を責める気持ちが出てきてしまいます。
禁欲を宣言して、それを破ってしまった場合。自分を責めるのではなく、まずは挑戦した自分を肯定してあげてください。それだけ禁欲を続けるのは難しいことだと言えます。
最初からお酒、ギャンブルなどを完全に断つという考えより、減らすことを目標にした方がやりやすいですし、自己肯定感も下がりにくくなります。

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