私のサイトでは神社のことばかり話をしていますが、今回は寺院についての内容です。
埼玉県和光市にある神瀧山清龍寺不動院では、お力の強いお稲荷様が祀られている洞窟があるのをご存じでしょうか?稲荷神社が好きな方、稲荷信仰者は一度足を運んでもらいたいスポットです。
神瀧山清龍寺不動院は天台宗系の単立寺院。創建は平安時代と歴史ある場所となっています。



神瀧山清龍寺不動院の歴史
1173年(天長7年)、慈覚大師円仁によって開山された。円仁は当地に立ち寄り、湧水から霊気が立つのを目の当たりにして、寺を創建することになった。
当寺では護摩・祈祷や霊視・霊聴を行い、神仏習合色の強い寺である。そういうこともあり、天台宗の寺ではあるが、包括宗教法人としての天台宗には属さず、単立寺院として独自の宗教活動を展開している。別院として、千葉県市川市に「清龍寺観音院」を設けている。
日露戦争時の内閣総理大臣だった桂太郎と第3軍司令官乃木希典は、戦勝祈願のために当寺の湧水による滝で滝行を行ったという。

神瀧山清龍寺不動院の境内にあるのが、今回ご紹介する開運洞窟です。

開運洞窟とは
日本中が焼け野原になった太平洋戦争後。苦しむ人々の救済のため、3年間かけて富士山の溶岩を運んで作った洞窟。曲がりくねった25メートルの洞窟は霊峰富士山のエネルギーで満ち溢れている。
中には「正一位白菊稲荷大明神」が2か所に祀られており、曲がりくねった洞窟を出る時は、新たな晴明を授かった気持ちになることから、母親の胎内巡りの洞窟と呼ばれる。
真夏に入っても洞窟の中は涼しいのが特徴。それだけでなく「霊気」を感じます。
お稲荷様×霊峰富士山の溶岩のコラボレーションと言えばわかりやすいでしょうか。
この場所に合う人はシンプルにわかりやすいです。
下記の洞窟の写真を見て、「胸が躍る」「気になる」など、ポジティブな感覚になったら、合っているということ。ぜひ足を運んでみてください。
特に災難除け、魔除けのご利益が強いです。
苦しい時、誰にも胸の内を話せない時、救いが欲しい時などに立ち寄ると良いでしょう。





アクセス
〒351-0101 埼玉県和光市白子2丁目15−47
東武東上線成増駅 南口より徒歩15分
武州白子熊野神社の隣にあります。
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