みなさん、こんにちは。
時雨です。
榊を庭に植えると土地を清めたり、結界を張ることができます。
私の実家もそうなのですが、丁字路に住んでいる方、湖や沼地などを埋め立てた土地の悪い所に住んでいる方、自宅でラップ現象など、変な現象が起こる方は榊を植えることを考慮しても良いと思います。
私としては榊を植えることをおすすめしたいのですが、ときどき寄せられる意見があります。それは、「榊って庭に植えていいものなの?」です。

本当に榊を庭に植えてはいけないのでしょうか?
なぜそのような説があるのか、取材をして調べてみました。
榊について

日本最古の歴史書「古事記」において、神様達が天照大御神を天岩戸から誘い出すため、勾玉などと共に登場するほどの古い歴史があります。「古事記」は712年に奈良時代前期に活躍した文官、太安万侶(おおのやすまろ)によって編纂され、元明天皇に献上された現存する日本最古の歴史書です。
日本史で「古事記」の単語を覚えた方も多いのではないでしょうか。

今は2,000年代ですから、古来から現代まで1,300年近く榊は神道にとって神聖な植物として扱われていることになります。
木編に神と書いて「榊」。この漢字は日本で作られた独自の和製漢字であり、常に葉が生い茂る「栄える木」、神様が宿る「境の木」が榊の語源とも言われています。
榊は神社の玉串で使われたり、神棚にお供えしたり、私たち日本人の生活に浸透している植物でもあります。また、榊は悪い気を吸ってくれたり、吉凶を知らせてくれる植物でもあります。
榊の浄化法に興味がある方は飛鳥新社より出ている『悪い気は植物が吸ってくれる』をぜひお読みください。

榊を扱っている農家さんに聞いてみた

あまり知られていないことですが、榊は害虫が付きやすい植物だという話を農家さんから聞けました。
代表的なのが葉に付くカイガラムシ、そして根を食べてしまうコガネムシの幼虫が特に付きやすいとのこと。そして、榊自体も葉が病気になりやすいそうです。
厄介なのが、カイガラムシやコガネムシの幼虫は、他の木に移って影響を与えてしまうことがあるそうです。昆虫達はどこから嗅ぎつけてくるのかわかりませんが、榊を植えると、すぐにカイガラムシやコガネムシがやってくることもあることも。
農家さん曰く、「榊を植えてはいけない」というのは、榊が害虫を呼んだりや病気になりやすいため、わざわざ庭に植える必要はないことから、始まった話ではないか?という答えをいただきました。
榊は綺麗な花が咲く時がありますが、桜の花のように咲き乱れる訳でもなく、何か美味しい果実が獲れる訳でもありません。庭に植えるのは、もっと綺麗な花が咲いたり、美味しい実が獲れる別の木でいいのでは?ということですね。

※写真は榊の花です。
神社の神職さんに聞いてみた

榊は「神様の住む世界と人間が住む世界の境界線の木という意味」があるという話を神職さんから聞きました。
いつの時代の風習かはわからないが、榊は位が高い武家とか貴族しか植えることを許されず、一般家庭で植えるものではなかったそう。当時の時代の方がが今よりも身分の差別が激しかったようで、その名残や言い伝えが「榊を庭に植えてはいけない説」になって今でも残っているのではないか、という答えをいただきました。
神職さんから見ても今の時代、一般家庭でも榊を庭に植えることは問題ないそうです。榊の苗は園芸屋さんでも普通に売っていますからね。
私の解釈としては
「榊を庭に植えるのはいけない」と目上の世代から教わった人が一定数いると思います。榊を扱っている農家さん、神職さん、両者の話を知った上で「榊を植えるか」「榊を植えないか」の判断をしても良いと思います。
というのも、私は親から「蜘蛛を殺してはいけない。罰があたる」と教わって育ちました。理屈はないが、今でも蜘蛛を潰したりはしません(そもそも意味なく昆虫を潰したりしない人間ですが)。
親からの言われや言い伝えを守るのも、その人の考え方だと私は思うのです。榊を植えたければ植える、植えたくなければ植えない、これが正解だと思うのです。
今回の記事は参考になりましたでしょうか。
動画でもお話しています。
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