私の話になりますが、私が住んでいるエリア、地域には荒神様が祀られている神社がありません。
関東と関西では、関西地域の方が荒神様が祀られている神社が多い印象を受けます。数年前の話ですが、荒神様が祀られている神社に行きたいと思い、滋賀県の彦根にある荒神山神社に参拝へ行った時の内容を記事にしました。
荒神様について

荒神様という神様を聞いたことがありますでしょうか?
荒神様は「こうじんさま」または「あらがみさま」と呼ぶ、台所・火・かまどを守護する神様のことです。その性質上、キッチン、台所など、火を扱う場所に祀ることが多いです。火の守護だけだと思われがちですが、火と水周りを守護してくれる神様です。
火も水もどちらも私達人間にとって必要不可欠な要素。荒神様は私達の生活と切っても切り離せない神様と言っても過言ではありません。神様の性質としては、気性が荒く、気難しい部分があります。神様全般に言えることですが、キッチンや火の周りに祀ることが多いので、特に汚れに気を配る必要があります。
仏教では「三法荒神」として崇められており、どちらかと言えば、神社よりも、「三法荒神」として祀られている寺院の方が多い印象を受けます。
【主なご利益】
火除け/盗難除け/家内安全/金運/対人関係/商売繁盛など
荒神山神社について
荒神山神社は滋賀県彦根市の中西部に所在する「荒神山」に鎮座している神社です。

荒神山は琵琶湖を西に望む、近江盆地の一角、湖東地方の一角に形成された標高284mの独立峰です。山頂のおよそ300m北東に、三等三角点(標高261.48m、点名が「日夏山」)があります。
古くは平流山(へいるやま)と呼ばれていたが、奈良時代、行基が山頂に奥山寺を開山した際に三宝大荒神(さんぽうだいこうじん)の像を祀ったことから荒神山と呼ばれるようになりました。
荒神山は近隣の小学生がハイキングで訪れたりする場所で、観光スポットではありません。私はJR彦根駅からレンタサイクルを借りていきましたが、30分ほどかかり、かなり遠く感じました。最寄りの河瀬駅から離れているので、車かバイクで行くのが王道だと思います。
こちらの荒神山から、頂上の荒神山神社に向かって登っていくことになりますが、子どもでも登れるコースなので、登山の難易度は高くありません。
登山の様子は写真をご覧ください。


車で登るために舗装された道もあります。

荒神山神社遥拝殿


荒神山のふもとには遥拝殿(ようはいでん)があります。遥拝殿とは遠く離れた奥宮や本殿などに出向くことが困難な方のために、その方向を向いて遠くから参拝するために設けられた建物のこと。
【出向くことが困難な例】
- 足腰が悪い方
- 時間が無い方
などが該当します。
荒神山神社は車を使うと楽に頂上の本殿に参拝できますが、車が無い方ですと、毎回、山を登らなければならず、参拝するのが大変です。足腰が悪い方、参拝に時間がかけられない方などは、遥拝殿を活用すると良いでしょう。
荒神山神社本殿




荒神山神社の由緒について
この神社の創建年代等については不詳であるが、この場所は天智天皇の時代に犬上・愛知・神前・蒲生の4郡の祓殿及び御祈所と定められた。この神社はもともと奈良時代の僧行基によって三宝荒神を勧請して創建された奥山寺という天台宗寺院であった。
また行基は奥山寺の伽藍成就後、伊勢神宮に礼参し外宮の神木である宇賀璞の実と栂の実をいただいて社頭に植えた。戦国時代に奥山寺は叡山派であったため織田信長に焼き払われ幾多の宝物や古文書が堂宇と共に焼失した。江戸時代に井伊彦根藩の崇敬を厚く受け、廃藩に至るまで約300年間は毎年米15石を供進される他、莫大な寄進や建物修築などがあり社頭の保護維持が尽くされた。
明治初年の神仏分離の官命に伴い、奥山寺は廃寺となり現在の神社に改められた。仏像はその時に他所に譲渡された。明治9年に村社に加えられた。
荒神山神社は明治時代まで三宝荒神を祀る神仏習合のお寺でした。 通称「奥山寺」と呼ばれ、勝乗院と万蔵院の二つの寺院があったそうです。
【ご祭神】
- 火産霊神(ほむすびのかみ)
- 奥津日子神(おきつひこのかみ)
- 奥津比売神(おきつひめのかみ)
荒神山神社で感じたこと
シンプルに厳格な神社という印象を受けました。私のように興味本位で訪れる所ではありません。荒神様を崇敬している人、火や料理に携わる仕事をしている人などが出向くのがおすすめです。
まずやらないと思いますが、ガムをくちゃくちゃ嚙みながら参拝をしたり、適当な気持ちで参拝はしない方がいいです。参拝のルール、マナー、作法をしっかりと守り、神前で挨拶をすると良いでしょう。
遥拝殿に社務所はありませんが、荒神山の頂上の本殿では、神札やお守りをお受けすることができます。
動画はこちら↓↓
住所:〒529-1156 滋賀県彦根市清崎町1931

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