【秩父の秘境】強い霊気が漂う釜山神社 お犬様

埼玉県の秩父は、三峰神社、宝登山神社を筆頭に狼信仰が根付いている地域です。狼信仰とは、絶滅したと言われる日本狼を神格化した大口真神(おおぐちのまがみ)を信仰する文化のこと。

一般的な神社で、参道には二匹の狛犬の像が置かれていますが、秩父地域では狼の像が置かれている神社をよく見かけます。

今回は、秩父地域でもピックアップされることが少ない釜山神社についての内容です。日本武尊(やまとたける)ゆかりの地でもありますね。

目次

釜伏山について

釜山神社が鎮座しているのが、釜伏山(かまふせやま)です。男釜(おがま/標高582m)、女釜(めがま/標高591m)の2峰から成り、大里郡寄居町にあるのが男釜、秩父郡皆野町に女釜です。「日本百低山」の一つにも選ばれていますね。

変わった名前の山ですが、釜伏山の名前には諸説あるそうです。

ひとつが、関東平野から眺めたとき、山の景色が「釜を伏せたような、こんもりとした丸い形」をしているから。もうひとつが、日本武尊が東征の際、こちらの山で釜を伏せて戦勝を祈願したという話から。

また、自然が豊かで、眺めが良いことから、一部で人気のハイキングスポットでもあるそうです。標高は高くないが、急登や岩場もあり、ちょっと冒険気分を味わいたい人の登山にぴったりなのではないでしょうか。

釜伏山の知名度は高くありません。どちらかと言えば、周囲に牧場、果樹園、名水汲み取り所などがあるので、その途中に紹介されることが多い山のようです。

釜山神社について

埼玉県寄居町に鎮座する、狼信仰の歴史が残る神社。数多くの狼狛犬が境内に鎮座しているのが特徴です。

釜山神社の由緒について

釜山神社の創建は不詳。

諸説ありますが、明治30年鎌倉二階堂に鎮座する住吉神社を譲り受けてこの地にお祀りしたのが初めとされる説もあります。

伝説や古文書等によると、第9代開花天皇の皇子(日之雅皇子命)が武蔵野国を巡幸した折り、釜伏山奥の院において祠を建て、旅の安全と国内の平定安康を祈ったのが、始まりと言われることも。

その後、日本武尊が巡幸した折、この神社に立ち寄って山頂において神様に供える粥を釜でたかれ、この釜を神体岩上に伏せ願望成就の祈りをしたと伝えられ、「釜伏山」「釜山神社」の名が付けられたそうです。

【ご祭神】

・底筒男命(そこつつのおのみこと)

・中筒男命(なかつつのおのみこと)

・表筒男命(うわつつのおのみこと)

・大山祇命(おおやまくいのみこと)

など

【ご利益】

開運/厄除け/火除け/盗難除け/無病息災など

釜山神社の入り口です。公式がどうかはわかりませんが、駐車場スペースがあり、車で来ている方も問題なく参拝ができます。

大樹に囲まれた参道。神域に相応しい場所です。

表情が異なる狼像1

表情が異なる狼像2

表情が異なる狼像3

本殿に進むほど、気が鋭くなります。同じ秩父の三峰神社と同じ系統の鋭い霊気です。

境内には稲荷社があります。他の記事にも書いたことがあるのですが、お犬様が祀られている神社の「稲荷社」はご神気が弱かったり、お稲荷様が離れていることが多いように感じます。

本殿です。

【神威輝四海の意味について】

釜山神社の本殿には、目立つように「神威輝四海」と書かれています。私の方で調べても意味がわからなかったので、「何かの造語かな?」と思ったのですが、YouTubeのコメントで有識者の方が教えてくれました。「神威、四海を輝かす」で、ご神威で世界を光り輝かすという意味があるそうです。

釜山神社の社務所について

基本的には無人の社務所ですが、神主さんがいる時もあります。社務所にはお守りや神札があり、神主さんがいない時はセルフサービス方式でお受けできます。ちなみに御朱印もお受けできます。

釜山神社には奥宮がある

所要時間は片道約15分~20分ほど。険しい道を登るので、運動靴でないのなら引き返した方が良いと思います。

本殿横から奥宮に続く道があります。自然の道を歩いていきましょう。

中間地点に鳥居があります。

険しい道をひたすら登ります。体力が無い方はきついと思います。

奥の院へ到着しました。

釜山神社で感じたこと

秘境と言いますか異世界のような雰囲気がある神社です。霊感ある・ない、感受性が高い・低いに限らず、その性質がわかりやすい神社です。鋭く突き刺さる霊気はどんなに鈍感な方でも、「何かが違う」とわかることでしょう。

どちらかと言えば釜山神社は人を選ぶ神社です。

ネットで「辿り着けない神社」という言葉が独り歩きしている時がありますが、釜山神社はまさにそれ。縁がある人は釜山神社のことを知ると、行きたくなって、予定を立てていく。縁が無い人はどれだけ時間が経っても行きたくはならないでしょう。

【結界が強い】

奈良県桜井市にある大神神社(おおみわじんじゃ)と同じで、境内に強い結界が張られています。イメージ的には白い寒天で包まれているかのよう。何かに憑りつかれている方、人の念の影響を受けやすい方、厄除け、災難除けをしたい方におすすめできる神社です。

日本名水百選 日本水について

日本水(やまとみず)と読みます。

釜山神社から約700m程離れた「百畳敷岩」と呼ばれる岩壁から湧き出る霊水です。

昔、ここを通りかかった日本武尊が喉の渇きを覚え、岩肌に剣を振るい、泉が湧き出たという伝説が残っています。この泉を日本水と呼び、いかなる日照りの時でも絶えることはないと言われていました。「日本名水百選」に選ばれています。

※写真を撮り忘れていたので、日本水を載せることができません。

【こんな方におすすめ】

・三峰神社/宝登山神社/武蔵御嶽神社など、犬神が祀られている神社が好きな方

・犬が好きな方/犬と暮らしている方

【アクセス】

〒369-1235 埼玉県大里郡寄居町風布1969

最寄り駅は秩父鉄道長瀞駅。私は長瀞駅から自転車を借りて行きましたが、釜山神社までかなり遠くてハードだったことを覚えています。車かタクシーで行くのが良いです。

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この記事を書いた人

榊研究家/榊セラピスト/YouTuber/鑑定
立正大学心理学部臨床心理学科卒

霊障を発作し、それによる引きこもりの経験あり。
山形・出羽三山神社の山伏に榊を使った浄化法を学び、救われた過去を持つ。今は元気。
書籍:飛鳥新社『悪い気は植物が吸ってくれる』
飛鳥新社『神様がいる神社 いない神社』
神社鑑定、神棚鑑定、第六感を使った鑑定、執筆などがメイン。

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