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今回の記事は、「100日参り」についての解説です。

皆様は「100日参り」という言葉を聞いたことはありますか?

100日参りとは神社や寺院に100日間連続で参拝する方法です。

インターネットで100日参りを調べると、赤ちゃんの「100日祝い(お食い初め)」が検索上位に出てきますが、それは別の話です。一応解説しておくと、

百日祝いとは

お食い初めとも言います。赤ちゃんの生後100日目前後に「子どもが一生食べ物に困らないように」という願いを込めて行う伝統行事。祝い膳を用意して、親族の年長者が赤ちゃんにごちそうを食べさせるふりをさせます。

話を戻しましょう。

100日参りを行う理由はふたつあります。

①願望実現

②神仏に感謝を伝える

願望実現は、努力を重ねていることが前提です。

例えば、何かの試験に合格するために、勉強無しで100日参りをしても意味がありません。勉強を重ねて、やることをやった上で、100日参りをしてはじめて意味が出るものです。

100日参りを行う神社の選び方

100日参りを行う神社はどこでも良い訳ではありません。基本的には自分が居心地が良いと思ったり、ご縁がある神社だったり、気に入っている神社で行うのが良いです。

100日参りを行う神社は、神棚に祀っている崇敬神社を挙げる方が多いと思います。

しかし、100日間連続で参拝することを考えると、距離を考慮する必要があります。

実際にやってみるとわかりますが、100日参りは想像以上に大変です。

雨が降る日も、寒い日も、暑い日も、欠かさず同じ神社に参拝に行く必要があります。ダイエットでよくある失敗と同じで、最初モチベーションが高くても、後になって「めんどくさいなあ」と思うこともあるでしょう。

やり遂げるために、遠い神社を選定することはおすすめしません。

私は氏神神社で行うことを推奨します。氏神神社はその土地に住んでいる人でしたら、距離も近いですし、ご縁がある神社でもあります。

崇敬神社が自宅から近い場合は、その限りではありませんね。

氏神神社って何?という方はこちらの記事もご覧ください。

100日参り(詣り)のやり方について

100日間連続で参拝する。

シンプルにこれだけですが、一種の修行法のようなもので、ポイントを押さえておきましょう。

一つ目のポイントは同じ神社、寺院で行うこと。

例えば50日間はAの神社に参拝して、残りの50日間はBの神社に参拝する、というやり方はNGです。同じ神仏に同じご祈願、感謝を伝え続けてはじめて意味を成します。

二つ目のポイントは時間帯です。

神社参拝は早朝に行くのが吉。朝の方が神仏のご神気が強くなるため、心身の浄化にも良いです。夜は神社境内に変なものが来ている場合があるので、控えましょう。

例えば会社員の場合、仕事の後に100日参りをするのではなく、仕事の前、朝の時間帯で会社に行く前に100日参りをすべきです。

三つ目のポイントは、同じ祈願内容で参拝し続けること。

例えば、「母の手術がうまくいくように」という願掛けでしたら、同じ内容の祈願を100日間連続で行います。途中で祈願内容を変えてはいけません。

人生を好転させたい方はチャレンジしてみるのもひとつの手です。

祈願内容は神仏に対して感謝を伝えるほか、「なんとしても実現したいこと」「努力ではどうにもならないこと」に絞ると良いです。

なんとしても実現したいこと:起業/就職祈願など

努力ではどうにもならないこと:病気平癒など

私も100日参りがきっかけで状況が好転したことがあります。終えた後の充実感、喜びはやったことがある本人にしかわからないと思います。

動画でお話しています。

動画はこちら↓↓

あらかし時雨

榊研究家/榊セラピスト/YouTuber/占い
立正大学心理学部臨床心理学科卒

霊障を発作し、それによる引きこもりの経験あり。
山形・出羽三山神社の山伏に榊を使った浄化法を学び、救われた過去を持つ。今は元気。
代表作:飛鳥新社『悪い気は植物が吸ってくれる』
神社鑑定、神棚鑑定、第六感を使った鑑定、執筆などがメイン。

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