今回はちょっとスピリチュアルな話です。みなさまは神社の御守りをお受けした後、ずっとつけたままにしていますか?
かばんやリュックにつけて、一年経ったら新しい御守りに変える方が多いと思われます。

私は御守りを定期的に神棚に置くようにしています。
というのも、神社からお受けしたお守りは時間が経つにつれて、汚れていき、御守りのご神気が弱くなっていくから。塵・ホコリなど、表面の汚れに気をつければいい訳ではありません。外の空気にさらしていくと、土地の悪い気、人の念など、目に見えないいろいろなものが吸着していく訳です。これは御守りに限った話ではありません。
例えば、人からもらったプレゼント。これも「想い」という念が込められています。その人と関係を続けるのなら良いですが、関係が終わった相手の「想い」が込められた物をいつまでも持っているのは、過去からステップアップできない=運気低下の原因にもなります。
「汚れがついたTシャツはそのままにしておくと汚れたまま」
「悪い物が吸着した御守りもそのままにしておくと汚れたまま」という訳です。どこかで汚れを落とさなくてはなりません。
ご神気とは?
ご神気とは神社、神札、御守りなどから発せられる神仏の気です。鋭いご神気、優しいご神気、包まれるようなご神気、色がついたご神気などいろいろな種類があります。
稲荷神社で怖い感じがする、伊勢神宮で神々しい感じがするなども、神社の見た目の視覚とご神気を肌身で感じている感覚で、そのような言葉が浮かぶということです。

御守りの置き場所は神棚・榊へ
ご自宅で神棚を祀っている方は、定期的に神棚に御守りを置くといいです。土日休みの方でしたら、月曜日から金曜日は御守りをバッグにつけて、土日は休ませるなど。さらに言うなら、御守りと同じ神社の神札を祀っているとベストです。ご神気を回復させることができますので。
神棚が無い方は、榊のそばに御守りを置くのも良いです。榊は近所の花屋さんやスーパーで扱ってるはずです。榊は悪い気を吸って自身が枯れる力があります。

Aの神社の御守り、Bの神社の御守り、Cの神社の御守りと、やたらと数多くの御守りをお受けする人がいますが、八方美人になるのではなく、私は特定の崇敬神社に絞った御守りだけを持つことをおすすめします。広く浅くより、深く狭く、経験上、その方が神仏のご加護をいただきやすいです。
御守りの効力について リアルな話
この神社に行ったから人生が変わった、この御守りを持ったから恋人ができた、というのは基本的にありません。あるとしたら、相当過去に努力を重ねてきた人です。
現実がベースで、神仏のご加護はあくまでも後押し。頑張ってきた、継続してきた、挑戦してきた、という前向きな気持ちがあってこそ。何か成し遂げたいことがある人は、頑張った上で、神社でお参りして、御守りを持つとベストです。