福井県には二つの晴明神社があるのをご存じでしょうか?
ひとつは敦賀に、もうひとつは福井市の木田神社の境内にあります。私は敦賀の晴明神社に行った時、もうひとつの晴明神社にも行く計画を立てていました。
JR敦賀駅よりJR福井駅へ向かい、タクシーで木田神社に向かうことにしました。あわせて福井駅周辺の観光もしたかったのですが、時間がなく、駅前の新栄商店街に立ち寄るくらいしかしませんでした。次回はリベンジしたいです。

木田神社について

福井市西木田に鎮座する神社です。主祭神は建速須佐之男尊(すさのお)、稲田姫命(いなだひめ)。
ご利益は開運、厄除け、災難払い、方位除けなど。守りに強い神社となります。
【ご祭神】
建速須佐之男之命
稲田姫命
泉丸皇子
稲荷大神
恵毘須大神
木田神社の歴史
871年(貞観13年)、常国守の発願があって建立、尾張国津島神社から建速須佐之男を勧請して、牛頭天王宮(ごずてんのうぐう)と称し、木田郷の総鎮守として奉祀した。
1157年(保元2年)、越前押領使の林六郎太夫光明公の崇敬により、社殿等が建てられたが、1582年(天正10年)8月、火災が起こり、社殿は消失した。1602年(慶長7年)3月、本殿、拝殿、渡殿が建てられるが、1582年(享保12年)損壊し、再建された。その後、1948年(昭和23年)福井地震で本殿を除く建物が損壊するが、1954年(昭和29年)に再建した。
中世以降は、神仏習合による信仰を集めたが、明治維新の際に「氷川神社」と改称し、その後、1877年(明治10)3月「木田神社」と改称した。
境内に晴明神社がある


境内を進むと奥に晴明神社があります。



【晴明神社】
ご祭神:阿部晴明
晴明神社の歴史
晴明神社のご祭神である安倍晴明(1005年生まれ)は平安時代の有名な陰陽師で天文暦学の極意をきわめ、また神札、呪いの除災の法にも長じていました。
古老の話によりますと、晴明が北陸巡遊のみぎり、木田東町に立ち寄られ、求めに応じて火伏せの法を厳修されました。
それ以来不思議にもこの町内には火事が絶えましたので、人々は晴明社を建ててこれを祀りました。
近くは、明治33年の橋南の大火や昭和20年の大空襲の際にもこの町内が災難をまぬがれましたことは、御神徳の愈々高くと尊いおかげであると、広く遠近の人々の崇敬の的となっております。
晴明神社の案内板より
晴明神社参拝で感じたこと
特にありませんでした。社務所では、晴明神社の神札や御守りをお受けできます。
動画はこちら↓↓
アクセス
〒918-8004 福井県福井市西木田2丁目6
JR 北陸本線 福井駅でのりかえ、福井鉄道 福武線 商工会議所前から 徒歩3分