みなさん、こんにちは。
時雨です。
本日は神棚のお供えものについての内容です。
神棚のお供えものは、日々、神饌(しんせん)と呼ばれる、水、米、塩、酒をお供えします。

そこに加えて、神社のお祭りやご祈祷でも見たことがある方も多いと思いますが、その季節の野菜や果物といった季節の恵みを取り入れ、神仏に感謝を伝えます。
日本には春、夏、秋、冬の移り変わり。四季があります。旬のものをお供えするのは、神様に対して四季の恵みに感謝するためでもあるのです。

塩などをお供えものをした後、どうしていますか?
私は神棚を祀っている人の話を聞く機会が多いです。
塩や米などのお供えものをした後、捨てる方が案外多いと聞いてこの記事を書くことにしました。神棚を祀る方には知っておいて欲しい豆知識となります。
神様のおさがりはなぜ捨てない方がいいのか?

祀っている神様のお力が食事に移るからです。古くから開運に繋がる、神様との繋がりを深くすると考えられてきました。受験の日、職場の大事な会議の日など、人生の中で外せない場面がある時、朝食に神様のおさがりをいただくのは、運気上昇、縁起担ぎのひとつとなります。
そのほか、自身に活力をいれたい時に神様のおさがりをいただくのもおすすめ。活力とは何かのきっかけにメンタルを上げるための力。神様のおさがりをいただき、それをバネにその日一日頑張るということです。
もともと神道には神人共食(しんじんきょうしょく)の考えがあります。
神人共食についての考え

神様にお供えした神饌(お食事)を、神社や神棚にお供えした後、人がいただく行為のこと。神様と同じものを食べることで、神様との絆や繋がりを深め、そのご加護や生命力をいただくという意味があります。神と人が共に食事をする、ということですね。
みなさまのお住まいの地域の神社では、お祭りをやっていますでしょうか。神社のお祭りの途中でも、終わった後でも、地域の人たちがワイワイと食事や酒飲みをしている風景を見たことがありませんか?
あれは神前にお供えしたお酒を振舞っていることがほとんどです。神様のおさがりを皆で楽しんでいるということです。
「神様のおさがりをいただくなんてとんでもない!」と思う方がいるかもしれませんが、日本の神道の中で神様は「なんでもあり」な懐が深いところがあります。
どういったところが「なんでもあり」なのかと言うと…。
まず、日本の神様は「八百万の神」と言われている通り、衣食住から、土や風といった自然の神様まで、あらゆるところに神様が存在します。
そして、興味深いのが人も神様として崇められることがあるという点。東照宮に祀られている徳川家康や天満宮・天満神社系列で祀られている菅原道真、八幡宮・八幡神社で祀られている、応神天皇(おうじんてんのう)などが代表です。
お供えも神様のおさがりを人間が楽しむ。懐が深い神道の「なんでもあり」な部分を考えると、当たり前のことなのかもしれません。
【おすすめのお供えものについて】
春夏秋冬、季節のものをお供えすると言っても、何をお供えするか迷ってしまうかもしれません。
おすすめは「根菜類」のお供えです。
神社のご祈祷やお祭りで、大根、人参、ごぼうなどの根菜類が神前に供えられているのも意味があります。
ひとつは「地に足がついた生活ができるように」という縁起担ぎ、もうひとつは根菜類は土の中でじっくりと時間をかけて成長する野菜なので、時間をかけた繁栄・蓄えという意味も込められています。ほとんどの神様がお喜びになるので、迷ったら根菜類をお供えすると吉です。
神様のおさがりはどうする?

神棚の神饌やお供えものをいただく考えはわかっていただいたとして、実際どのように有効活用すれば良いのでしょうか?
塩:神棚にお供えした後、何か別の容器に塩を入れて、料理の時などに使います。そのほか、自身のお清めの時に使ったりするのも良いですね。
水:新鮮な水であれば、そのまま飲んだり、料理に使ったりできます。後は鉢植えの水に使ったり、お風呂に入れてお清めの効果が期待できます。
米:ご飯を焚く時、神棚にお供えしたお米を一緒に混ぜて炊いていただきます。また、神様にお供えした米を鳥にあげる、という使い方もあります。
酒:そのままいただくのはもちろん、料理酒として使うこともできます。また、お風呂に入れればお清めの効果が期待できます。
野菜/果物:そのままいただくか、料理に使います。家族みんなでいただくのが基本となります。
お菓子:そのままいただきます。ご家族みんなでいただくのが基本となります。
※神様のおさがりは必ずいただかなくてはならないものではありません。長時間お供えして痛んでしまったものは、捨てるべきです。
動画でもお話しています。
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